食パンは、ほんの一工夫でおいしくなるのです。
いらっしゃいませ。こんにちは。店主、ぱん衛門でございます。本日のお題は「食パン」。さて、オーブンから出たばかりの食パンを、型から抜いた状態(さかさま)のまま、木や籐のす
のこに並べて、粗熱が取れるまで冷ます。そんな様子を見かけたことはありませんか
?ああやって逆さまのままにしておくのには、ちゃんと理由があるのですよ。ただ
ひっくり返すのが面倒で手を抜いているわけではないのです。
焼きたての食パンの内相を見たことはありますか?上半分に比べて下半分はうんと目が詰まっています。あれだけの大きさのパンになると、自らの重さのせいで、全体がまんべんなくキレイにふっくらカマ伸びできるわけではありませんよね。 それともう一つ気が付きませんか?内相の色。上下の色の差。そうです、これは場所ごとに含む水分の差です。当然、水も重力に逆らえずに下の方に溜まりがちになります。内相のムラ、ばらつきは解消できないのか?その答えが、逆さまに冷ますということなのです。キメと水分を均一にする目的で。食べてみてわかるほどの効果があります。もちろん、ウチの店でもそうしていますよ。 ぱん衛門
投稿者 番頭 : 2005年05月10日
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大阪の豊中市のパン屋で働かせてもらっています。
いつもブログや『ハンナさんよりパン屋さんにプラスな情報』で勉強させてもらっています。
質問があるのですが、今までは、食パンを型から出したらすぐに、上下正しい状態に直していました。(入ったときに教わったとおりに)ですが、記事を読ませてもらってから、教えていただいた(?)ように、逆さまの状態にするようにしました。ところが、ちょうど正しい状態での上の部分約2センチくらいのところが左右へたってしまいます。
今までは(上下を戻していたときは)そのようなことはなかったのですが、コレは焼成不足からくるのでしょうか?
お忙しいとは思いますが、教えていただければ大変勉強になります。
僕も静岡に住んでいれば伺いたいです。
オッピーさんからのコメント^^ :2005年08月20日
こんにちは。コメントありがとうございます。
ご質問の件ですが。
記事をお読みになって分かると思いますが、逆さにするということは軽い方が下に、重い方が上に来るということです。それを支えきれずにサイドがへたるのは、側面のクラスト(耳)が薄いからです。原因は二つ考えられます。一つめは、やはり焼成不足。十分な焼き色が付いているのにクラストが薄いのであれば、焼成温度を下げて焼成時間を長くする必要がありますね。もう一つはひとカマ分の食パンの数が多すぎて隣との間隔が狭すぎるために、側面だけ焼きが甘くなっていることが考えられます。火が通っていれば、商品としてはそれほど問題ありません。しかし、バランス良く焼けたものに比べると、味、香り共に劣ることは否めませんから、改善されることをお勧めします。
おそらく、このどちらかが原因だと思いますが、パンを実際に拝見しないと詳しくはわかりません。きっとあなたにも心当たりの見当がつくでしょう。
またのお便りをお待ちしています。ご来店ありがとうございました。 店主 パン衛門
ぱん衛門さんからのコメント^^ :2005年08月21日
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